銀行口座を「増やしすぎない」メリットは意外と大きいです。今回は、複数口座保有のデメリットと、知らないと損する“休眠口座”のリスクを解説します。管理コストを抑え、家計をスッキリさせましょう!
1. 複数口座保有のデメリット
① 管理の手間・時間が増大
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通帳・キャッシュカード・ID/パスワードの管理が大変
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定期的に残高照会や明細チェックをしないと、不正入出金に気づきにくい
② 振込手数料や維持手数料の負担
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口座間の資金移動で振込手数料がかかる場合がある
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ネット銀行を含めても、未利用口座に手数料が課されることも(後述)
③ 資産全体の把握が難しい
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いくつも口座があると、「今、手元にいくらあるか」が一目でわかりにくい
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家計簿アプリとの連携が煩雑になり、管理効率が落ちる
2. 「未利用口座管理手数料」の落とし穴
2年以上入出金がない普通預金口座には、未利用口座管理手数料(年1,100円)がかかります。
SMBC(旧三井住友銀行)の例では、最後の取引から2年後の月末に年1,100円が自動引落しされます よくあるご質問 : 三井住友銀行。
放っておくと、残高が手数料分以下になれば口座が自動解約され、最悪「預金を丸ごと失う」可能性もあります。
3. さらに怖い「休眠口座」のリスク
10年以上一切取引がない「休眠口座」は、預金保険機構に移管され、最終的に公益活動に使われます。
本人に何の通知もなく使われるわけではありませんが、住所不明などで案内が届かないと、気づかないうちに預金が取り上げられることも ダイヤモンド・オンライン。
4. 最適な口座数の目安と整理方法
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用途を絞る
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給与振込口座:給与・賞与の受取専用
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生活費口座:毎月の引落し・公共料金支払い用
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貯蓄用 or 投資用口座:目的別に1つ程度
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不要口座は即解約
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2年以上使っていない口座は今すぐ解約を
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解約手続きはネット or 最寄り支店で簡単に完了
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定期的に見直す
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半年 or 年1回、残高・利用状況をチェック
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口座数が3~4口座に収まる状態をキープ
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まとめ
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口座が多いほど管理コスト(時間・手数料・不正リスク)が増える
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未利用口座管理手数料(年1,100円)や休眠口座のリスクに注意
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用途別に「3口座以内」に絞るのがベスト
口座を整理して、家計もメンタルもすっきり整えましょう!
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