知らないと損する！LEDと電球の違いで「電気代」はどれだけ変わる？【現場からの節約術】

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はじめに｜「同じ40WでもLEDの方が安い」って本当？

最近、「LEDに替えると電気代が安くなる」という話をよく聞きます。でも実際にどれくらい違うのか、具体的に数字で見たことがありますか？

たとえば「40W相当のLED電球」は、消費電力が9W前後。これで本当に40Wの明るさが出せるのか、疑問に思う方も多いはず。

この記事では、LEDと白熱電球の違いや、電気代に与える影響を、現場目線でわかりやすく解説していきます。

LED電球に書かれている「100W相当」という表示。これは「白熱電球の100Wと同じくらいの明るさを出しますよ」という意味です。消費電力は12〜14W程度。

ここで重要なのが「ルーメン（lm）」。これは“明るさ”の単位であり、消費電力（W）とは異なります。

つまりLEDは、少ない電力で同じ明るさを出せる省エネ製品ということなんです。

電球を1日5時間×30日間つけた場合の電気代を比べてみます。電力単価は1kWh＝27円と仮定。

種類	消費電力	月間電気代
白熱電球100W	100W	約405円
LED電球12W	12W	約49円

その差は約350円！ 家じゅうの照明をLEDにすると、年間で数千円以上の節約も可能です。

電気代の請求書には「kWh」という単位が書かれています。これは「1時間にどれだけ電力を使ったか」を表す単位です。

例：100Wの電球を1時間つけると → 100Wh
12WのLEDを1時間つけると → 12Wh

W数だけ見て選んでしまうと「思ったより暗い」という失敗も。LEDはルーメンで選びましょう。

ソケットの口金サイズには種類があります。必ず確認しましょう。

調光スイッチ対応のLEDを使わないと、点滅したり故障の原因になります。「調光対応」と書かれたものを選びましょう。

白熱電球の寿命：約1,000〜2,000時間
LEDの寿命：約40,000時間

1日5時間使用 × 365日＝ 1,825時間/年 → LEDなら10年以上もつ計算です。

ただし、密閉型器具には「対応LED」が必要。熱がこもると寿命が縮みます。

LEDには「色温度（光の色）」があります。選び方次第で、部屋の印象がガラッと変わります。

特に高齢者のお宅では「触っても熱くない」点がとても喜ばれます。

照明1つで生活の質は大きく変わります。ぜひ、ご自宅の照明をチェックしてみてください。

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